JFEX日本フードエキスポに参加してきました。

NEWS 2023.07.01

 

毎度、お世話になっております。竹常の古橋です。

東京ビッグサイトで開催されたJFEX FOOD EXPOに参加してきました。

輸入食品部門と輸出食品部門の2フロア構成、3日間での開催となりました。

 

※輸出部門で出店している大手加工食品会社様

 

私は2日間滞在し、輸入輸出含めた沢山の食品企業様のブースを拝見させていただき、また積極的に情報交換など行いました。(喉と足が痛くなりました)

肉や魚の加工品はもちろん、酒やワインも活況があり、プレミアム食品ブースも目立っていました。

 

※プレミアムなミニトマトを販売する企業様

 

鰻業界からも2社出店されており、国産うなぎの輸出に関して画策している様でした。

総じて日本企業は海外輸出ブースに多く出店している様でした。

逆に国内向けブースは中国や台湾などの企業が多く見受けられました。

 

総評としては、

各ブースの担当者は自社商品のブランドや質の高さをアピールしていますが、その中で量販する企業にはターゲットとする顧客層に対しての独自の戦略があり、パッケージや製品の質、単価設定に至るまでこだわった商品をバイヤー向けにアピールしているという事です。

更にはプレミアムな価値を提供して富裕層向け商品をアピールする企業もあり、この企業群はまた一層違うPR戦略を展開しています。

同じ加工食品、同じエリア内ブースにあっても、各社で商品の価値に対する考え方は大きく違う事が伺えます。

鰻に関してもそれは同じであり、安価で手に取りやすく、というコンセプトの商品もあれば、質が高く手間をかけた高級品もあります。

コロナや戦争の常態化、AIや仮想通貨の登場で急激に変わる世界経済の中で需要も変化し、我々うなぎ業界も大きな変革期を迎えているように思います。

鰻の卸売りを生業とする我々としても、商品の価値に対する明確なポジションを持って仕事に臨まなければなりません。

我々竹常としては養鰻発祥の地に続く浜名湖の問屋として、より一層良質な国産うなぎを取り扱える様になり、新たな付加価値を提供できる様に努めていきます。

今年は弊社提携の生産者様と今まで以上に綿密に打ち合わせを行い、特殊な環境下で飼育された新仔鰻が8月から池上げされてきます。

かなり自信のある浜名湖産新仔うなぎになりますのでお楽しみに。

これから夏本番となりますが、気張って参りましょう。

 

浜名湖うなぎ問屋竹常

古橋

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